Zapier基礎

Zapierとは?ノーコードでできる自動化の基礎と始め方

Zapier(ザピア)は、ノーコードで業務自動化ができる人気ツールのひとつです。

Gmail・Slack・スプレッドシートなど、5,000以上のWebサービスと連携し、日々の業務を効率化できます。

本記事では、Zapierに興味がある方や、他のノーコードツール(n8nなど)との違いが気になる方に向けて、

• Zapierでできることや基本的な使い方

• n8nとの機能・料金の違い

• 初心者が最初に構築すべきZapの事例

をわかりやすく紹介します。

🔍 Zapierとは?

Zapierは、プログラミングなしで複数のWebサービスを連携させるノーコード自動化ツールです。

たとえば:

  • Googleフォーム → Gmail送信 → Slack通知
  • Twitter投稿 → Notionに記録

のような連携フローを、誰でもかんたんに作成できます。

Zapierで作成するフローは「Zap(ザップ)」と呼ばれます。Zapは、次の構造でできています:

  • Trigger(トリガー):動作のきっかけ(例:Googleフォームの送信)
  • Action(アクション):実行したい動作(例:Slackに通知)

💡 Zapierでできることの具体例

Zapierは以下のようなサービスと連携できます:

  • Google Workspace(Gmail、スプレッドシート、カレンダー)
  • Slack、LINE WORKS
  • ChatGPT(OpenAI連携)
  • Twitter、Instagram
  • Notion、Trello、ClickUp
  • Stripe、Salesforce、HubSpot

利用シーンの例:

業務内容Zapierでの自動化例
問い合わせ管理Googleフォーム → Gmail送信 → Slack通知
営業活動の記録Calendly予約 → Googleカレンダー登録 → Notion記録
請求・支払通知Stripe決済 → Slackに通知 → 会計ツールに転送

🔁 Zapierとn8nの違い(簡単比較)

Zapierとn8nの違いを簡潔にまとめると:

項目Zapiern8n
UIの使いやすさ◎(直感的)◯(やや慣れ必要)
トリガー数多い(5000以上)少ない(拡張前提)
条件分岐・ループ有料プランのみ標準対応
自由な処理低(カスタマイズ制限)高(Functionノードあり)

※詳細はZapierとn8nの違いを徹底比較をご覧ください。


🚀 Zapierの始め方(3ステップ)

Zapierは以下の手順ですぐに使い始められます:

ステップ1:公式サイトで無料登録

Zapier公式サイト にアクセスし、Googleアカウント等で無料登録します。

ステップ2:Zapを作成(テンプレート利用がおすすめ)

ダッシュボードから「Create Zap」をクリック。
以下のようなテンプレを選ぶと簡単です:

  • Gmail → Slack 通知
  • Googleフォーム → スプレッドシート追加

ステップ3:連携サービスの認証

使用するサービス(GmailやSlackなど)へのログイン認証を行い、接続設定をします。


✅ Zapierを始めるときの注意点

  • 無料プランはZap数・実行数に上限あり(100タスク/月程度)
  • 条件分岐・複数ステップのZapは有料プランで対応
  • 日本語対応が限定的(設定UIは英語)

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✍️ まとめ

Zapierはノーコードで簡単に業務を自動化できる強力なツールです。特にGmailやSlackなど一般的な業務ツールとの連携に強く、初心者でも直感的に操作できます。

まずは無料プランでZap作成を体験してみて、必要に応じてn8nや他ツールへの拡張を検討していきましょう!

👉 Zapier公式サイトを見る
👉 n8nも気になる方はこちら