「メール対応に追われて本業に集中できない…」と感じている中小企業の事務担当者やフリーランスの方へ。
この記事では、Zapierを使ってGmailの送信・仕分け・要約を自動化する方法を解説します。
- 📩 問い合わせ対応を即返信で自動化
- 🗂 ラベル管理で未処理を一目で把握
- 🧠 ChatGPT連携で要約して共有もOK
✉️ 自動返信|問い合わせへの即レスを実現
このセクションでは、Zapierで受信メールに自動で返信するZapの作成手順を解説します。
- 新しいZapを作成
- Trigger:Gmail > New Email(受信時の条件を設定)
- Action:Gmail > Send Email(受信者に自動返信)
✅ Action設定:Gmail > Send Email
項目 | 設定例 |
---|---|
宛先(To) | From Email (受信元アドレス) |
件名 | RE: {{Subject}} |
本文 | 下記テンプレ参照 |
件名:RE: お問い合わせありがとうございます本文:
このたびはお問い合わせいただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、◯営業日以内にご返信いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
⚠️ よくある注意点
- すべてのメールに返信してしまうリスクあり
→ 件名や差出人、ラベルなどでフィルター条件を追加しましょう。 - Gmailの送信上限に注意
→ 無料:1日最大500通、有料(Workspace):約2,000通
🗂 ラベル振り分け|業務の可視化を強化
このセクションでは、受信メールを自動でラベル分けするZapを紹介します。
- Trigger:Gmail > New Email
- Action:Gmail > Label Email(指定ラベルを追加)
ラベル分けの活用例
例:1つのGmailアドレスで請求・顧客・提携先からの連絡を受けているフリーランスや小規模事業者の場合、手動仕分けでは対応ミスや漏れが起きがちです。Zapierで件名や差出人を条件に自動ラベルを付けておけば、「請求」「問い合わせ」「重要」などが瞬時に分類され、優先度の判断も簡単になります。
🧠 ChatGPTで要約|Slackで社内共有も
このセクションでは、ChatGPTを使ってGmail内容を要約し、Slack通知するZapの例を解説します。
- Trigger:Gmail > New Email
- Action①:OpenAI > ChatGPT(本文を要約)
- Action②:Slack > Send Message(要約をチームに通知)
応用ポイント
例:少人数チームで、チームメンバー宛に届いたメール内容を「上長に要約して共有して」と頼まれる場面が多い場合、Zapier×ChatGPTで要約をSlackに通知する設定を入れれば、情報共有の手間を削減しつつ漏れなく全員に伝えられます。
🔁 ビフォーアフターの変化
Before(手作業) | After(Zapier自動化) |
---|---|
1通ずつ返信 | 条件一致で自動返信 |
ラベル付け忘れ | 自動で仕分けラベル追加 |
共有のたびに転送 | 要約+Slack通知 |
✅ Zapierの構成要素
- Zap:Zapierで作成する1つの自動化フロー
- Trigger(トリガー):自動化を開始する条件(例:新しいGmailを受信)
- Action(アクション):条件を満たした時に実行する動作(例:メール送信)
❓ FAQ|よくある質問
Q. Zapierの無料プランで対応できますか?
✅ 月100タスク以内/5Zapまでなら無料プランでOKです。
応用Zapが増える場合や複雑な分岐処理をしたい場合は、有料プラン(月20ドル〜)を検討しましょう。
Q. 自動返信でスパム扱いされることは?
定型文すぎる内容や、送信元との整合性が取れていないとスパム判定される可能性があります。
→ 差出人名や会社名、件名などをカスタマイズして自然な文面にしましょう。
📌 まとめ|ZapierでGmailの業務負担を軽減しよう
Zapierを活用すれば、Gmailに関するルーティン業務(返信・仕分け・要約)を自動化できます。
本業に集中する時間を生み出すために、まずは簡単なZapから構築を始めてみましょう。
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Zapierをまだ使ったことがない方は、まずは無料アカウントで試してみましょう。

